いろいろな症状に繋がる「予期不安」
予期不安とは?
予期不安は、一度起きた悪いことが「また起こってしまうのではないか?」「もっと酷いことが起こってしまうのではないか?」と不安になってしまう事です。
予期不安は、パニック障害を引き起こすきっかけとよく言われますが、パニック障害だけでなく、不安神経症、強迫性障害、不眠、自律神経失調症など色々な症状を引き起こす原因でもあります。
また、上がってしまったり、緊張してしまったりと、実際の行動に悪い影響を及ぼしてしまうものでもあります。
予期不安とイメージ
私たちは、いろいろな事を考え、想像し、イメージしますが、人間の脳は、頭に浮かんだイメージと、現実に起こったこととを同じ様に扱ってしまいます。
美味しそうな料理を見るとお腹が空く、酸っぱいものを見ると唾液がでる、傷を見るとゾワッとするなど、実際時に自分が体験していないことであっても、イメージしたことは身体に影響を及ぼしてしまうのです。
予期不安は、頭に悪いイメージを浮かべてしまいます。
「こうなったらどうしよう」という心配事を考える時には、その心配事が実際に起きてしまうイメージが浮かんでしまいます。
そのイメージが、実際に体験したときと同じ様な脳の活動になり、実際に起ったときと同じ様な体の状態になってしまうのです。
YMTCでのトレーニング
「予期不安」は、いろいろな場面で、湧き上がってしまう不安です。
・大切な発表の時に「緊張してしまったら」という不安
・スポーツ選手の試合で「失敗してしまったら」という不安
・人間関係の「嫌われてしまったら」という不安
様々な場面で予期不安は生じてしまいます。
描かれたイメージは、脳に影響します。
「予期不安」により脳に描かれた悪いイメージが、身体に影響してしまうのです。
YMTCは、カウンセリング、リラクセーショントレーニングなど様々な方法でこの改善を図ります。
悪いイメージを思い描いてしまうので心や身体が悪くなる、ならば、良いイメージを思い描けば、心や身体は良くなるのです。
様々な場面で、良いイメージを思い描ける方法をお伝え致します。状況に併せたいろいろなトレーニングを行います。
心と身体の仕組みを知り、自分のイメージを創り上げるトレーニングは、楽しく面白いものです。
脳と身体と現実を、良い方向に導くイメージトレーニングをぜひご体験ください。