横浜心理トレーニングセンターのバイオフィードバックトレーニング
横浜心理トレーニングセンターでは、オリジナルのバイオフィードバック機器の開発を行い、総合的な心理療法の一環として、高い効果を上げています。
バイオフィードバックトレーニングとは
バイオフィードバックトレーニング(BioFeedback Training)とは、機器によって身体の状態を測定し、その結果を目や耳で感じながら、適切な心身コントロール方法を身につけるトレーニング方法です。
「緊張」「リラックス」などの身体の状態は、意志ではコントロール出来ない「自律神経」という神経系が制御しています。
自律神経の活動自体は、目に見えず、感じる事も出来ないため、通常、その把握はなんとなくの「気分」や「感覚」になってしまいます。
そのため、自律神経の作用による身体の反応を計測して、自身の状態を捉えるのが、バイオフィードバックトレーニングです。
計測する身体反応は、「体温(皮膚温度)」「発汗(皮膚電気抵抗)」「筋電(筋肉を動かす時に生じる微弱な電流、筋電位)」「呼吸」「心拍」「血流」「脳波」など、沢山の種類があります。
YMTCでは、簡単に使用することが出来、入門から応用まで使用範囲の広い「皮膚温度(TEMP)」と、「電気皮膚反応(GSR)」の2種類の計測方法を主に採用し、様々なトレーニングの中でバイオフィードバックを使用しています。
面接室に機器を設置し、面接とトレーニングの間を中断せずに実施しています。
YMTC内の各面接室にはバイオフィードバックの機器を設置しています。
これにより、面接を中断する事なく、バイオフィードバックトレーニングを行い、トレーニング後もそのまま面接へと戻る事が出来ます。
YMTCの面接の特徴の一つである、「面接方法の相互作用により高い効果を発揮する、総合的な心理療法」を実現するために、この様に全ての部屋にバイオフィードバックを設置し、日々の面接で使用しています。
また、YMTCでは、バイオフィードバックトレーナー研修にも力を入れ、養成課程での研修や、現職カウンセラーも対象とした、定期的な全体研修も行っています。
その養成課程は、日本バイオフィードバック学会にて一般発表を数回行い、その都度、医学・心理学・工学の各分野の先生方から高い評価を頂きました。
また、YMTCには日本バイオフィードバック学会が認定する「バイオフィードバック技能士」の資格を得たスタッフが3名おります。
YMTCには、心理療法家の養成プログラムとして、バイオフィードバックトレーニングの習得に、ご来所下さる先生方もいらっしゃいます。
過去に他所でバイオフィードバックトレーニングを行ってみたり、自分で機器を購入してはみたものの、上手くコツがつかめなかった、効果を体感し難かったという方も、YMTCでのトレーニングを受け、適切な「心身相関」の気付きを得て、効果的なトレーニングを行える様になっています。
以前、バイオフィードバックトレーニングを行ったことがおありの方、機器をお持ちの方なども、そのコツを掴んで頂くために、センターでの面接をお受け下さい。
幅広い目的にの方にバイオフィードバックトレーニングを取り入れています
YMTCでは、多くの方が、バイオフィードバックを単体でのトレーニングではなく、総合的な心理療法の一環として、取り入れています。
どの様な形で進めてゆくと良いのか?
自分はバイオフィードバックトレーニングが行えるのか?
その詳細を、初回面接の中で、詳しくご説明差し上げます、気軽な気持ちで、まず初回面接の時間をお取り下さい。
バイオフィードバックの利用の一例
症状の改善に
- あがり、緊張(手足のふるえ、書痙、赤面、視線恐怖、多汗、対人緊張、対人恐怖、社交不安)
- パニック(過換気症候群、広場恐怖、閉所恐怖、乗り物恐怖)
- 自律神経の失調(めまい、ふるえ、動悸、不眠、倦怠感、耳鳴り、吐き気、頭痛、微熱、過敏性腸症候群、ガス)
- 不眠(入眠困難、中途覚醒、多夢、悪夢、早朝起床)
- うつ病、うつ状態、産後うつ、双極性障害、ペットロス
- 発達障害、パーソナリティ障害
本番での実力発揮に
- スポーツ選手
- 舞台芸術(演劇、舞踊、音楽、演芸など)
- 会議、プレゼン、朝礼
- 各種試験(面接試験、実技試験)
記憶力や集中力の向上に
- 受験勉強
- 資格取得
- スポーツや芸術
- 業務能力向上
その他
- 禁煙
- 禁酒
- ダイエット