企業や団体に向けたサポートを行っています。
近年、ストレスチェック義務化もあり、企業や団体が従業員に対して行う心理サポート(EAP)が注目されています。
YMTCの企業・団体に向けたサポートは、カウンセラーと「管理者・経営者の方」「従業員の方」との二人三脚で行います。
法定義務に沿い、従業員のメンタルヘルスのリスクの低減を図ることはもちろん、「こんな職場であってほしい」「こんな事に困っている」といった、職場内での様々な要望に対してきめ細かなサポートを致します。
従業員支援プログラム(EAP Employee Assistance Program )とは
従業員支援プログラムは、職場のストレスを軽減し、働きやすくするために、従業員に対して会社が行う支援プログラムです。
厚生労働省が定めている「労働者の心の健康の保持促進のための指針」の中で、「セルフケア」「ラインによるケア」「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」「事業所外資源によるケア」の「4つのケア」が重要であるとされています。EAPはこの「4つのケア」の中の「事業所外資源によるケア」にあたるものです。
従業員が問題を抱え、業務に支障をきたしてしまうリスクを低減させる目的を超えて、近年ではよりよい職場環境を整えるCSR( Corporate Social Responsibility 企業の社会的責任)の活動としてEAPを導入する企業が増えています。
法定ストレスチェックだけでなく、ご要望に合わせたサポートが可能
ストレスチェックとは、ストレスに関する選択式の質問表に回答する簡単な検査です。
「労働安全衛生法」という法律により、50人以上いる事業所ではすべての労働者に対して、1年に1回のストレスチェック実施と労務所への報告が義務付けられています。(50人未満の事業所では施行は努力義務とされています)
最近では導入を進める企業がたくさんあり、YMTCにもお問い合わせを沢山頂いています。
YMTCでは、この法定義務に対応したストレスチェックの導入が可能です。
また、YMTCでは、法定のストレスチェックだけでなく、他の心理テストを併用して行うことも可能です。
また、ストレスチェックを実施することだけでなく、集団でのメンタルヘルスに関する研修会を並行して行うことや、個人のカウンセリングへ導入も可能です。少人数の企業様からの御申し込みも頂いていおります。どんなことでも、まず、ご相談下さい。
総合的心理療法がベース
YMTCでの従業員支援プログラムは、
「カウンセリング」
「リラクセーショントレーニング」
「コミュニケーショントレーニング」
「サイコエデュケーション(心理教育)」
の4つを柱とした総合的心理療法として、多面的なサポートを行います。
今ある課題を改善し、離職率を下げるだけでなく、ストレスを感じにくい、トラブルが起きにくい職場を作り、従業員の方がより良く業務に臨める様に、さらなる活躍が出来るようにと、様々なアプローチを行います。
専門家への相談でビジョンを明確化
「職場の環境を良くしたいけれども、忙しくて考えられない。やらなければならないなと思っていながらズルズルと・・・・」そんな経営者や管理職の方のお話をよく伺います。
YMTCでは、そんなお悩みにお答えすべく、「経営者・管理者のご相談」をお受けしています。
理想とする会社の姿、求める体制、今の現状に感じていらっしゃることや、ご希望などを、カウンセラーにお話し下さる事で、自社に対するビジョンが明確になります。
明確にしたそのビジョンに向け、どう社内体制を構築すればよいのか、サポートして参ります。
厚生労働省の「労働者の心の健康の保持促進のための指針」に沿った体制構築をといったご要望にもお答えします。
企業の2代目3代目の方々からのご相談も多く頂いております。創業者の方との温度差や、同族経営などの心理的なトラブルや問題のご相談もお受けしています。ご相談を頂きながら、それを機に経営プランを考え直すことも、とても大事なことです。
従業員にも企業にも守秘義務を徹底
相談下さった内容も含め個人情報の管理は、厳格なルールを設けています。
従業員の方からお受けした相談内容を含めた個人情報は、本人のご希望や許可が無い限り、他の誰かにお伝えすることはありません。
社内の問題に対して、会社に理解して頂きたい事があった場合は、ご相談下さった方からのお申し出や許可に従い、会社にご説明致します。
経営者や管理者の方からのご相談についても、私達は、同様に守秘義務を持っています。経営者・管理者の方がご相談下さった内容は、ご要望やご許可がない限り、従業員の方々にお伝えすることはありません。
※例外として、命の危険など、自傷他害の危険性があり、企業としての迅速な行動が必要な場合は、緊急対応を行います。
緊急事態の対応も行います
「社員に不幸があった」「会社に大きいトラブルが起った」「大幅な人事変更があった」など、会社に困難な事態が発生した場合、従業員のストレスは増大してしまいます。
組織として適切な対応がない場合などには、従業員のうつやPTSD発症などの、メンタルヘルスのリスクを想定せねばなりません。
また、経営者・管理者の方自身のストレスケアも重要です。
YMTCでは、集団・個人でのポストベンション介入、その後のケアプランなどの、状況に合わせたご相談をお受けしています。
メンタルヘルス講座も行います
ストレスやメンタルケアについて事前に対策を学んでおくと、実際の大きなストレスが発生した際のケアに大きく役立ち、疾病リスクを下げます。
そのため、定期的なメンタルヘルス講座を開催し、正しい知識を共有することは、ストレスに強い、しなやかな職場の構築に繋がります。
YMTCのメンタルヘルス講座には、「全体」「リーダー研修」どちらも行うことが可能です。
内容も幅広く行うことが可能です。心やストレスについての基礎知識や、セルフケア方法の取得についての研修に加えて、リラクセーショントレーニングや、セルフレギュレーショントレーニングを加えたYMTCオリジナルプログラムでの研修が好評です。
定期的な開催の他、スポット開催も可能です。
医療への紹介
メンタルヘルスの問題で、疾病が発症してしまい、医療のサポートが必要となった場合は、適切な医療機関へご紹介致します。
YMTCは、併設クリニック「うさみ心のクリニック」の他、信頼できる複数の医療機関と協力体制を築いています。
現在お通いの病院がお有りの場合は、その病院との連携も可能です。
お医者様へ、伝えたくても伝えきれない事など、丁寧に伺い、お伝えすることが出来ます。
復職支援プログラム
休職者の復職支援プログラムは、貴重な人材の離脱を食い止める重要なものです。
プログラムを有効なものとし、スムーズな復帰を目指すには、休職者の状態や復帰後の環境を想定して、きめ細かく作成する必要があります。
このため、YMTCでは復職支援プログラム策定のご相談もお受けしています。
「復帰後を想定した技能訓練」に加えて
「サイコエデュケーション(心理教育)」
「コミュニケーション訓練」
「自己の気付きを深めるケースワーク」
「リラクセーショントレーニング」といったYMTCの心理療法を取り入れたプログラムをご案内致します。
担当スタッフ
法人・団体サポートを担当するカウンセラーは、法人関連の相談キャリアを5年以上持ったベテランのスタッフが担当致します。
担当者は、社内研修(年2回)、THP(中災防 中央労働災害防止協会)の研修に定期的に参加し、及びYMTC内の定期カンファレンス(毎週)で、ケース検討を行いスーパーバイスを受け、研鑽を続けています。
<法人・団体サポート 担当責任者>
- 清水努(常勤 公認心理師)
- 尾崎達哉(常勤 公認心理師)
公示情報
サービス名 | YMTC 法人・団体サポート |
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契約対象 | 法人・団体 |
サービス内容 | ストレスチェック他心理検査、社内体制構築サポート、メンタルヘルス研修会の実施、管理者個別面談、従業員個別面談 |
サービス提供地域 | 訪問:神奈川県・東京都 オンライン:全国 |
サービス提供日時 | 月、火、木、金、土、日(予約制) 10:00〜21:00 |
サービス提供形式 | 検査:書類による施行(郵送)/オンライン施行 研修及び面談:訪問/オンライン |
契約医療機関 | うさみ心のクリニック |
問合せ電話番号 | 045−314−5723(総合窓口) |