センターオリジナルのバイオフィードバック
バイオフィードバックトレーニング(BioFeedback Training)とは、機器によって身体の状態を測定し、その結果を目や耳で感じながら、適切な心身コントロール方法を身につけるトレーニング方法です。
「緊張」「リラックス」などの身体の状態は、意志ではコントロール出来ない「自律神経」という神経系が制御しています。
自律神経の活動自体は、目に見えず、感じる事も出来ないため、通常、その把握はなんとなくの「気分」や「感覚」になってしまいます。
そのため、自律神経の作用による身体の反応を計測して、自身の状態を捉えるのが、バイオフィードバックトレーニングです。
計測する身体反応は、「体温(皮膚温度)」「発汗(皮膚電気抵抗)」「筋電(筋肉を動かす時に生じる微弱な電流)」「呼吸」「心拍」「血流」「脳波」など、沢山の種類があります。
センターでは、簡単に使用することが出来、入門から応用まで使用範囲の広い「皮膚温度(TEMP)」と、「電気皮膚反応(GSR)」の2種類の計測方法を主に採用し、様々なトレーニングの中でバイオフィードバックを使用しています。
センター内の各面接室にはバイオフィードバックの機器を設置しています。
面接室のバイオフィードバック
これにより、他の面接やトレーニングを行う中で、面接を中断する事なく、バイオフィードバックトレーニングを行い、トレーニング後もそのまま面接へと戻る事が出来ます。
センターの面接の特徴の一つである、「面接方法の相互作用により高い効果を発揮する、総合的な心理療法」を実現するために、この様にバイオフィードバックを設置し、日々の面接で使用しています。
また、センターでは、バイオフィードバックトレーナー研修にも力を入れ、養成課程での研修や、現職カウンセラーも対象とした、定期的な全体研修も行っています。
その養成課程は、2014年開催の第42回バイオフィードバック学会にて一般発表を行い、医学・心理学・工学の各分野の先生方から高い評価を頂きました。
センターには、心理療法家の養成プログラムとして、バイオフィードバックトレーニングの習得に来所下さる先生方もいらっしゃいます。
色々な分野の方に、応用する事が出来るバイオフィードバックトレーニングですが、センターでは、バイオフィードバックトレーニングの効果を適切に得るためには、適切な利用方法をと感覚を身につけて頂く事が必要と考えています。
過去にバイオフィードバックトレーニングを行ってみたり、自分で機器を購入してはみたものの、上手くコツがつかめなかった、効果を体感し難かったという方も、センターでのトレーニングを受け、適切な「心身相関」の気付きを得て、効果的なトレーニングを行える様になっています。
以前、バイオフィードバックトレーニングを行ったことがおありの方、機器をお持ちの方なども、そのコツを掴んで頂くために、センターでの面接をお受け下さい。
センターでは、多くの方が、バイオフィードバックを単体でのトレーニングではなく、総合的な心理療法の一環として、取り入れています。
どの様な形で進めてゆくと良いのか?自分はバイオフィードバックトレーニングが行えるのか?その様なご質問も多く下さいます。
その詳細を、初回面接の中で、詳しくご説明差し上げます、気軽な気持ちで、まず初回面接の時間をお取り下さい。
<症状の改善に>
▶ あがり、緊張(手足のふるえ、書痙、赤面、視線恐怖、多汗、対人緊張、対人恐怖、社交不安)
▶ パニック(過換気症候群、広場恐怖、閉所恐怖、乗り物恐怖)
▶ 自律神経の失調(めまい、ふるえ、動悸、不眠、倦怠感、耳鳴り、吐き気、頭痛、微熱、過敏性腸 症候群、ガス)
▶ 不眠(入眠困難、中途覚醒、多夢、悪夢、早朝起床)
▶ うつ病、うつ状態、産後うつ、双極性障害、ペットロス
▶ 発達障害、パーソナリティ障害
<本番での実力発揮に>
▶ スポーツ選手
▶ 舞台芸術(演劇、舞踊、音楽、演芸など)
▶ 会議、プレゼン、朝礼
▶ 各種試験(面接試験、実技試験)
<記憶力や集中力の向上に>
▶ 受験勉強
▶ 資格取得
▶ スポーツや芸術
▶ 業務能力向上
その他
▶ 禁煙
▶ 禁酒
▶ ダイエット